従来のR&D向けディップコーティング装置は、ただ上下するものから、複数の設定ポイント設定が可能なタイプなどがありました。

しかし、ワークと液面の位置合わせについては、作業者みずからその都度調整する必要がありました。

当社製小型R&D向け装置は、直観的に操作可能なタッチパネルインターフェイスの採用や、その都度速度変更可能なマニュアルモードなど、ご利用される方が使いやすい装置を目指してまいりましたが、よりお客様の使いやすさを目指し、これまで問題となっていたワークと液面の位置合わせを自動化した自動液面感知型『ワンショットディップコーター』を開発し、発売いたします。

【特徴】

  • ワークをセットし、コーティングしたい長さを入力するだけ。従来の様な、液面位置、浸漬による液面上昇距離などを入力する必要がありません。
  • ワークセット位置(治具による固定のばらつき)を確認する必要がありません。
  • 従来設定ポイントごとに、停止時間などのパラメータ入力が減りました。
  • 数ミクロンだけ塗りたいといった人間では設定不可能な位置決めを自動で調整。
  • 液量を少なくしたい、立体物にコーティングしたいと言った用途の場合、液面が上昇しますが、液面上昇距離を自動測定し、コーティング量を調整します。

自動液面感知型ディップコーターの詳細はこちら

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